2013年3月13日水曜日

同性愛が存在する理由とは?

昨日の性フェロモンと一昨日のトリュフ豚は竹内久美子『同性愛の謎 なぜクラスに一人いるのか』(文藝春秋社 文春新書)


これは授業で触れたが、なぜ同性愛なるものが存在するのか、その合目性に関しては謎である(同性愛になりやすいしくみに関して分かってきてはいる)。

生物は子供を残してなんぼのものであるため、繁殖行動に直結しない同性愛的行動が存在している理由が解決されていないのだ(そういう嗜好をもたらす遺伝子があったとしても早晩消えゆく筈)。

なぜ、性行動に対して、男性は積極的で女性は比較すれば消極的か、というと

男性が残せる子の数(精子の数に依存)≫ 女性が残せる子の数(卵子の数に依存)

となるため、

男性、ダメ元でどんどん女性にアタック。
女性、男性をしっかり吟味する。

ということに生物ではなる。

実際に、次のような質問をキャンパスの見知らぬ異性に投げかけた場合、その相手がどのような反応を示すかと言うテストがアメリカの大学構内でなされた。

Q1 今夜、どこかにでかけませんか?(デート)
Q2 今夜、私の部屋にきませんか?(アパート)
Q3 今夜、私のベッドでいっしょに過ごしませんか?(ベッド)

日本ではQ2, Q3の質問をしたとたんに即、変態扱いして人を呼ばれてしまいそう (^ ^;

その結果、

OKをもらえた割合(%)

       デート アパート ベッド
相手が男  50     69    72 おいおい、やっぱりか笑
相手が女  53     3      0 当然ですね、(・∀・)ノ

というとてもわかりやすい結果になった。

そして、ここからが問題。

では、男性同性愛者、女性同性愛者は上記の質問にどのように反応したであろうか?
(以下次号)

ドラえもん、より改変
わかりやすいアニメがいいアニメとは限らない












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