2013年6月13日木曜日

語彙(3)恋人同士の語彙数の比較

昨日のつづき。

人は頭がいい異性を選ぶ傾向があり、それにより人間は知能が進歩したと考えられる。
(他のサルや動物がなぜそうならなかったのかは自明ではないし、ヒトの場合なぜそれが恋人選びのポイントになったのかも自明ではない)

知性の指標として語彙数(難しい言葉を知っているかどうか)が目安になったため、異性にモテようとして人間はどんどん語彙数を増やしたと考えられる。

しかしもちろん、我々は異性がどれだけ語彙数を持っているかを意識して判断して訳ではないし(この人は52302の語彙をもっている!、とかカウンターを手にして数えているヤツはいない)、相手に殊更多い語彙数を求めているとは意識していない。

しかし、
「(この人、こんな言葉も知らないんだ)」とか

「(この人、こんな難しい言葉も知っててスゴイ!)」とか
感じることはあるだろうけどね。

「(この人、こんな難しい歌もうたえてスゴイ!)」とか?(ナイチンゲールなら)

怪物王女のエンディング
アリプロの曲は息継ぎができずに死ぬ


興味深いことに、恋人同士の語彙数は同程度であるというデータがある。

つまり、ここから言えることは、恋人は知らず知らずのうちに、自分と同程度の知能の恋人を選んでいて、それが恋人関係を長続きさせるのに重要であるという事実である。

一般論としては、男性は自分より高学歴の(知能が高そうな)女性に対しては恋人として選ぶには引け目を感じる。

女性においても、その辺の問題は微妙だろう。


戦後まで、女性が大学に行くことに関して親がいい顔をしなかったのもそのため。

高学歴な女性は結婚が難しくなるから(昔は男子でも大学に進む者は少なかった)。

確かに、そういう時代に大学卒の女性は結婚が難しくなったろう。
(結婚適齢期が今より低かったこともあり)



つまるところ、語彙、会話のレベルも含めて、釣り合いの取れているカップルが長続きするというお話。


誰か、カップルの持ち歌が同じかどうか研究して!(しつこい笑)

持ち歌の数で言えばシェリルの勝ち

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