それは新規探索傾向をメスが持っているからだ。
もしオスが手をこまねいていると別のオスの元にメスが走ってしまう。
それを阻止するために、目新しいことをやってメスを楽しませなくてはならない。
それが、ヒトの高度な創造性を産み出したと考えられる。
その創造性は、文明、文化を形成するさまざまな学問、芸術、発明、工夫の源泉であったわけで、つまり、人類のオスがメスにモテたくて高度な文化、文明を副産物として手に入れたことになる。
なぜ、メスはオスの創造力(新しいものを産み出す力)にさほど惹かれるのだろう?
実は、創造性と知能との間には弱い相関があることが知られている。
創造力を発揮するためには、それを支えるだけの知能が必要だから。
やはり、女性は知性を指標にして男性を選んできたようだ。
しかし創造性の遺伝率は低く、一般的な知能の遺伝率よりもずっと低い。
具体的に言えば、ピカソの子供がピカソ並みになる確率は、東大出の親の子が東大に入る確率よりずっと低いということ。
ピカソさん画
ただ、創造性を目安に男性を選べば、そこそこの知能の男性であることは保証され、その子供にもある程度の確率で知能が保証される(子供に創造性は期待できなくとも)。
残念ながら、創造性が脳のどの場所でどのように生まれるのはまだ不明。
これが分かれば創造性の豊かなロボットが作れる。
作曲が得意なガンダムとか(笑)
GUNDAMusic
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