2014年1月7日火曜日

なぜ男は美人が好きか?

なぜ男は美人が好きか?

昨日に引き続き、またもや、一見、当たり前の質問にみえる。

美人の平均顔
(平均顔に関しては明日詳しく)

男性に好かれるきれいな顔立ちをしている女性を「美人」と呼ぶのだから、これはトートロジー(同義語反復)だろと言われそうだが、生物学的問いとしてもう一度考えてみる。

なぜ、メスのクジャクはきれいな飾り羽をもつオスが好きなのだろう。

と等価の問いだ。

きれいな飾り羽をもつオスは、ハンディーキャップ理論で言えば、健康な運動神経のいいオスということになる。



メスは、是非、そのオスのもついい遺伝子を我が子に取り入れたいのだ。

お父さん似の息子であれば、モテ男になること、請け合いだ。

その息子はさぞモテて、たくさんの子供をなすに違いない。

メスは結果的には、良いオスの遺伝子と混ぜることによって、後代にたくさん自分の遺伝子を残すことを願っているのだ。

このように、いい異性を選びたい、というのは生物学的に言えば、その伴侶の良い遺伝子を引き継いだ子供をつくりたい、ということに尽きる。

つまり、男性が美女を好むのは、妻の持っている「美貌」遺伝子を、自分の息子、もしくは娘に受け継がせて、モテ男、モテ子の子供をつくりたい、ということに尽きる(そのように意識はしていなくとも)。

加えて、先般のぶろぐで言及しているように、顔立ち(この場合の顔立ちの良さとは、普遍的なものになるのだろうが、民族別の詳しい調査はないようだ)と健康度(免疫力の強さ)とは相関がある。

つまり、顔が良い、ということは、異性に対して「私は健康よ!」アピールになる。

女性がハンサムな男性が好きなのも同じ理由だ。



遠坂葵の遺伝子はちゃんと子供に伝わったようだ(^-^)
Fate/Zero

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