なぜこんなにも禿(ハゲ)に拘るか自分でも不思議だが、男性ホルモンがあまり好ましいと思えないハゲをなぜ促進するのか、という合目性に興味があるからである。
さて、この本の著者は男性型脱毛症を治療するクリニックのお医者さん。
この本のタイトルにもなっている、なぜグリーン車にはハゲが多いのか、であるが、
著者はある日乗った新幹線でグリーン車の男性乗客の頭部を観察したところ、
ハゲ率
グリーン車 40.4%
一般指定席 12.7%
(参考)
日本人平均 26.7%
という観察結果を得た。
これは、平均に較べて有意に高い値。
グリーン車に乗っている人は、社会的に成功した人が多い。
ここから、著者は、ハゲ男の優秀性を結論づけている。
自分のクリニックに来訪する患者さんも東大卒を初め、高学歴の人が多いことも、ハゲ男、優秀、高学歴、社会的成功者、という相互の因果関係を主張している。
勿論、科学的根拠あっての話として、男性ホルモンが高いと
1. 知能が高い。
2. 競争心、闘争心が高い。
という相関があり、男性ホルモンの多い人が社会的に成功する可能性が高まる。
しかし、
3. はげる
という効果も男性ホルモンは併せ持つため、社会的成功者にハゲが多い、と結論づけているのである。
ただし、この観察結果に一ついちゃもんをつけるとすれば、
会社のお偉いさんがグリーン車に多い、お偉いさんは年を取っている、年を取っている人には禿げてる人が多い、一般平均よりハゲ率が高い、と解釈できる。
ちゃんと比較するためには、
同じ世代のおじいさんを集めて、重役、平社員に分けてハゲ率を見る必要がある。
今度新幹線に乗ったら、是非グリーン車、指定席、自由席のハゲ率を調べてみて下さい! (・∀・)ノ
帽子を被っているお客さんの場合は怖そうなお兄さんでも帽子を持ち上げて確認下さい
ジョジョ、空条承太郎
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