2013年8月13日火曜日

愛はなぜ終わるのか

人類学者のヘレン・フィッシャーは自著『愛はなぜ終わるのか』で、世界各国で離婚の調査をして、結婚後4年後に離婚するカップルが多いことを報告した。



その前に、なぜ人は燃え上がるような恋愛をするのか、これを担っているのが恋愛ホルモンと言われる脳内物質「フェニルエチルアミン(PEA)」。



相手のことを好きで好きでしょうがなく、恋しくて恋しくてたまらない、という気持ちはこのPEAがもたらしている。



ロマンティックでなく恐縮だが(そもそもこのぶろぐでロマンティックなことを話したことはあったっけ?笑)、人間の感情もすべて脳細胞間の電気信号、ホルモンの授受で生じる、ということは厳然たる事実。

残念なことに、このPEAの作用は同じ相手に対して長続きはせず、男女ともに2、3年で分泌量が減少する。

そうなると、この恋愛ホルモンが減少することにより、恋愛の熱量は急速に減少する。

Howではそういうしくみになるが、ではWhyは?

恋愛が2、3年で冷めることに、意味があるからこそ、そういう仕組みになっている。
(つづく)

何十年も夫婦愛が冷めないサザエさん一家



0 件のコメント:

コメントを投稿