2013年8月12日月曜日

男は夢見がちなハンター

先日のつづき

なぜ女は現実的なのであろうか?

それは、狩猟採集時代を長く経験してきた人類の歴史の中で、女性が主に採集を分担してきたことと無縁ではない。

女性は、身体能力を必要とする狩りは不得手だから、勢い木の実を採集する役割に回る。

さらに、女性は限られた子供しか持てない性である。

その少ない子供を大事にとにかく無事に育てなければならない。

一か八かの狩りに出て失敗して飢えるよりも、慎ましくとも確実に手近の木の実を採ることを選ぶことは女性に適している。

女性にとっては、いつ実現するかわからないことより、目先の確実なことを優先する。

一方、男性は狩猟にでなくてはならない。

狩りは獲物が穫れれば大きいが、何も穫れず手ぶらでかえらなければならないこともしばしば。

狩人が悲観的であれば狩りに行けなくなってしまう。

狩人は、楽観的な夢見る狩人でなくてはならない。

男性は、たくさんの子供をもてる性であるし、子育てにしても中心的な役割を担っていない。

そのため比較的、家庭に縛られない自由な行動がとりやすい。

男は現在が貧しくても将来における夢とロマンで生きていける動物なのだ。

「タイタニック」のジャックがまさしくそう。



新大陸アメリカで一旗揚げようと、夢に胸を膨らませる。

つまり、男は

明日こそは、でっかいマンモスをたおすぞー!

と夢見るロマンティストなのだ。


アニメは夢の狩り場

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