2013年9月17日火曜日

女性本人にも排卵日が分からない理由(2)

きのうのつづき

今回は、別の仮説を試みに提出したい。

人類は動物でもまれな一夫一妻制をとる(動物の95%は一夫多妻か、乱婚)。

それは赤ちゃんを育てるのにオスの手伝いを必要とするから。

しかし、子孫の多様性のためにせっかく有性生殖をしている生物にとって、番える相手が一人のみというのは、まことに都合が悪い。

つがう相手を変えて、子供の遺伝子型に多様性をもたらしたい、というのが本音。

それは男にとっても女にとっても。

そうは言うものの、男にとっては、自分の妻が他の男性と交接して身籠ってそれと気づかずに自分の子供として養育させられるのは絶対に困る。

しかし、ヒトのオスは昼間は狩りに出向かねばならない。

もし女性の排卵日が明らかだと、男性はその日は妻の元にいてガッチリとガードするだろう。

多様性をもたらしたい女性にとっては、それは困る。

もし排卵日が分からなければ、男性は毎日狩りにいかないわけにはいかず、妻の元を離れでかけるため、隙が生じる。その隙に妻は浮気ができる。

つまり、排卵日が不明だと、女性の浮気にとって有利になり子孫に多様性もできてめでたしめでたし、という話。


でも、浮気をしている相手は男性だから、男性にとっても子孫の多様性ができていいでしょ?

と思うかもしれないが、浮気相手の男性が特定の男性に偏っていたとしたら(モテ男に集中していたら)、全ての男性にとってのいい話ではない…

その話は後日 (・∀・)ノ

この世の中(アニメの中?)、めでたしめでたし、が少なすぎる件
Another

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