2013年9月4日水曜日

女性はなぜ些細なことでクヨクヨするのか?

女性からみたら「オトコはザツ!」

字、一つとっても、そう。

なんであんなに汚い字を書くのか信じらんない。

読めない字を書いてくんな!って解答用紙で思うのは決まって男子。

研究室のデスクの上も男は散らかり放題の者が多い(当研究室、男女比較)。


しかし、男からみたら「女性は細かい事を気にし過ぎ!」

「あんなことを言って、あの子に嫌われたんじゃないかしら」とか自分の言動をあとでクヨクヨする。

ストレスを促進させるのは脳の「扁桃体」と呼ばれる場所である。


扁桃体は、好き、嫌い、安心、不安、うれしい、かなしい、楽しい、つらいという感情を判断するところであるが、女性は男に比べてここの感受性が2倍である。

つまり、ストレスのセンサーが敏感にできている。

次に、扁桃体からの情報を流す「前交連」も女性は発達しているという。

さらに、ストレスを緩和するホルモンである「セロトニン」の量が女性では少ない。

つまり、女性は小さなことをストレスと感じやすく、またそれを増幅しやすい脳の構造になっている。

ただ、小さなことでクヨクヨするとはいうものの、女性がそのストレスで圧し潰されてしまうか、というと話はまた違う。

愚痴をこぼしつつも、どっこい女性は生きている。

女性は、愚痴をこぼす事でストレスを軽減しているのだ。

逆に普段、愚痴をこぼさない男性の方が、ストレスを溜め込みやすく、うつになったり過労死を起こしやすい。

男性脳はストレスに鈍感にできているので、ストレスによる脳や体の悲鳴が本人に届きにくい。

痛覚が大事であることは、以前のブログにも書かせてもらった。

http://ushitaka7.blogspot.jp/2012/05/blog-post_23.html

痛みが自分の体の異常を教えてくれている。

無痛症という病気の人は怪我をしても気が付かない。

体がダメージを負っていてもそれに気づかなかれば、最悪死んでしまう。

同様に、喉の渇き、空腹感、全ての負の感情はそれが生物が生きていくのに必要なために存在する。

ストレスを感じて、それに正しく対処することが生物としては重要なのだ。

ストレスを感じる女性こそ、生物としては正しい。


男は強い者!という強迫観念に男自身縛られているし、女性からもそう見られがち。

男が愚痴ばっかり、こぼしていると頼りなく見られてしまうという難は確かにある。

斯く言う私も今年から「日傘男子」デビューしたが、男が日傘なんて、という世間の目と戦う(笑)

日傘もささずに夏の日中を歩いて熱中症にならない男子というのは、捕食者に見つかりやすい奇麗な飾り羽を持っていても生き抜いているクジャクと同様。

「ハンディキャップ理論」で言えば、日傘をさす事は男性としての強さアピールを減じてしまうことにもつながるが、背に腹はかえられない、倒れるよりマシ (^ ^;

男性諸君、日傘をさそうではないか!
ガンダム、ギレン・ザビ

0 件のコメント:

コメントを投稿