しかし、これもチョウチンアンコウの愛の形に比べたら、まだまだ、チョロい。
深海魚であるチョウチンアンコウの仲間(ミツクリチョウチンアンコウ)がもし網にかかったなら、それは全てそれはメス。
なぜ? オスはいないのか?
深海では、同種の生物がそれぞれ出逢うことすらかなり難しい。
そのため、オスはメスを見つけたら、取りあえずそのメスにかじりつく。メスのお腹に。
もともと、チョウチンアンコウの仲間のオスはメスに比べてかなり小さい。
その後がすごい。
オスはメスに吸収されてしまいメスに同化してしまう。
つまり、オスはメスに精子を渡すためだけの精巣と化す。
中には、何匹もオスが同化した(多夫一妻)もてもてのメスもいる。
なんか、もてたくない気も。。
一心同体、まさに究極の愛の形!(笑)
有性生殖は遺伝子の多様性を作り出すことが第一義であり(病原菌対策のため)、そのためにこの面倒くさいシステムを採用している。
ここにおいて、オスの存在意義はメスに精子を渡すことに尽きる。
オスはメスの付属物であり、それを象徴しているのがこのチョウチンアンコウである。
一方、ゴリラのオスは巨体で逞しくみえるが、それはメスを守りメスの子育てを手助けするため(自分の子供でもあるが)。
メスが生物の基本!
オスはメスを改変してつくったもの(デフォルトはメス)。
これを知れば、なぜ男が病気に弱いか、男の寿命が短いかも納得!(したくないが‥‥‥)
役に立たない男をちびちびにするスモールライト
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