2012年6月18日月曜日

愛と誠 ー 究極の愛の形とは

純愛ドラマ(らしい)『愛と誠』



しかし、これもチョウチンアンコウの愛の形に比べたら、まだまだ、チョロい。


深海魚であるチョウチンアンコウの仲間(ミツクリチョウチンアンコウ)がもし網にかかったなら、それは全てそれはメス。
なぜ? オスはいないのか?

深海では、同種の生物がそれぞれ出逢うことすらかなり難しい。
そのため、オスはメスを見つけたら、取りあえずそのメスにかじりつく。メスのお腹に。
もともと、チョウチンアンコウの仲間のオスはメスに比べてかなり小さい。

その後がすごい。
オスはメスに吸収されてしまいメスに同化してしまう。
つまり、オスはメスに精子を渡すためだけの精巣と化す。
中には、何匹もオスが同化した(多夫一妻)もてもてのメスもいる。
なんか、もてたくない気も。。




一心同体、まさに究極の愛の形!(笑)


有性生殖は遺伝子の多様性を作り出すことが第一義であり(病原菌対策のため)、そのためにこの面倒くさいシステムを採用している。

ここにおいて、オスの存在意義はメスに精子を渡すことに尽きる。
オスはメスの付属物であり、それを象徴しているのがこのチョウチンアンコウである。

一方、ゴリラのオスは巨体で逞しくみえるが、それはメスを守りメスの子育てを手助けするため(自分の子供でもあるが)。

メスが生物の基本!
オスはメスを改変してつくったもの(デフォルトはメス)。

これを知れば、なぜ男が病気に弱いか、男の寿命が短いかも納得!(したくないが‥‥‥)


男はせっせと女のために役立つということを見せ続けていかないと、ちびちびにされて女に吸収されてしまう。 

役に立たない男をちびちびにするスモールライト

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