2012年12月21日金曜日

ゾウの時間、ネズミの時間、こどもの時間

生物のサイズが変わると何が変わるかを俯瞰した、本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間』(中公新書)は名著の誉れ高い。



一分間に心臓が拍動する回数は、でかい動物程少なく、小さい動物程多い。
ネズミの心臓は早鐘を打つようにトクトクと鼓動している。

それを色々な哺乳類で調べたところ

拍動の間隔は体重の1/4乗にほぼ比例するという結果になった。

つまり、体重が16倍になると拍動間隔が2倍になる。



これは拍動間隔だけではなく、

息をする時間間隔
血液が体内を一巡する時間
胎内にいる時間
産まれてから性的成熟に達する時間
ひいては寿命

に至る幅広い減少がこの「体重の1/4乗に比例」則に当てはまるという。

感覚的には理解はできる。

ネズミが寿命2年(250 g)
ゾウが寿命100年(5 t)

実際に計算してみるとずれてたりする(笑)

この「生理学的時間」がなぜ「体重の1/4乗に比例」するのか、まだ明確な理論はないらしい。

この理屈で言うと、体が小さく代謝の活発な子供の方が生理学的時間が短くなり、一日の体感時間が長くなる(ん、そうかもしれん)。


逆に代謝の落ちた老人程、一日が短く感じる、ということになるが、果たしてそうなのか?

代謝の高そうな子供達だった笑


ここでラストに『こどもの時間』がくると思った人、スルドいが残念ながら見てません(笑)

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