2012年12月9日日曜日

こわい漢字(4)「胸」

死んだ人の胸に入れ墨(文身)を書いたところから「文」という文字ができた、ということを先週書いた。

「凵」(受け箱)にメで「凶」。



人が死んでときにその胸に「×」の文身を書いて、悪霊が死体に入り込まないようにした、それが「凶」である。

人が死んだわけだから、縁起が悪い、それで悪いこと、まがごとという意味を表すことになった。

同じでき方の漢字が「胸」

「凶」に「勹」(つつみがまえ)を加えたのが「」(キョウ)。

「勹」は人の全身を横からみている形。

この「匈」は「メ」が書かれた場所、胸を示す漢字になった。

つまり、「匈」は「胸」の元の字。



そして、さらに身体の部分を表す「月」(にくづき)をつけて「胸」ができた。

「凶」の系列字は全て凶事のイメージを受け継いでいる。

「胸さわぎ」は悪いことを予感するときの言葉。

アニメは胸を熱くする


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