2013年8月14日水曜日

オシドリ夫婦のうそ


出会って熱烈な恋愛をして2-3年というと、昔だったら結婚して第一子が生まれ、1, 2才というところか。

恋愛熱が冷めるとどうなるか?

また別の人に激しい恋愛を燃え上がらせるきっかけになる。

つまり、その際に浮気が起こる。


ここで、あらためてなぜ有性生殖が存在するかに思いを致そう。

クローンしかつくれない無性生殖とは違って、多くの遺伝子のバリエーションをもたらすことが可能だからだ。

手軽に子供の遺伝子の多様性をもたらすためには…

そう、つがう相手を変えるのが手っ取り早い。

猫でも犬でも熊でも、つがう相手はいつも違う。

それは、オスメス双方にとってメリットがある。

しかし、人間は動物でも少数派の一夫一妻、それも毎シーズン同じカップルが連れ添う一夫一妻。

一夫一妻のオシドリなんかでも、毎シーズン相手は異なる。

人間はごくごく珍しい貞操のある動物なのだ。

その理由は、子供の世話に手がかかり父母の子育ての協力が欠かせない、それも長期間に渡って。

嫌なら分かれられもするが、子のことを思うとそうもいかない。

昔からいうように、「子はかすがい」

子がいるため、互いの愛が冷めても一生連れ添わねばならない。

長期間の一夫一妻制度は、土台、生物学的に無理のある制度なのだ。

SOA
バーチャルだからうまくいくことも




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