2013年10月7日月曜日

母系社会は生物学的に適合している

日本の昔の結婚形態は「妻問婚」だった。

妻問婚とは、男(夫)が妻の元に通うことで成立している婚姻関係。

光源氏も妻問婚。



男が通わなくなれば離婚という、しばりのないゆるい結婚形態である。

子供は母の家で育てられ、いわゆる「母系社会」であった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/妻問婚

人類が、かつて全て母系社会だったかどうかは分からないが、生物学的にみれば母系社会はリーズナブルである。

母は自分が産んだ子供は紛れもなく自分の遺伝子をもった我が子であるが、父からしたら妻から産まれた子が我が子である保証はなく、勢い母が責任をもって子供をより面倒をみたがることになる、ということは繰り返しこのブログでみてきた。

娘は間違いなく自分の遺伝子を伝える孫を産んでくれる宝であり、娘の純血を古来、両親が大事にしてきたのは娘の商品価値を損なわないためである。

そのような母系社会においては、娘が家にとどまり、息子は家を出て行くことになる。

娘は家にいてお母さんがまた子供を産んだ時に子育てを助けることになる。

猫でも、産まれたオス猫は育つとどこかに行ってしまうのに対して、メスは家に残る。

猫も母親の持っていた地盤にそのままいつく母系社会である。

オスは新たにテリトリーを開拓しに旅に出るのである。

子育てを助ける要員を「ヘルパー」と生物学では呼ぶ。

明日はこのヘルパーについて考える。

スタープラチナのヘルプが欲しい


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