この字は、「大」、「隹」、「寸」からできている。
「大」は「衣」の上半分を表している。
元々は衣の中から鳥が飛び立とうとしている様を表していたが、衣の下の部分は後代に省略された。
ではこの衣から飛び立とうとしている鳥はというと、死者の魂である。
古代中国殷では、死者の魂は鳥になって飛び立つとされた。
そして右手を表す「寸」はその飛び立とうとする鳥、つまり今正に体から魂が出て行こうとするのを押しとどめようとする、つまり命が失われるその時にそれをそうさせまいとする姿を表している。
命が奪われゆく、その瞬間の遺族の悲しみを表した字であった。
本日、沼津まで
楽しみに奪われる時間は惜しくないw
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