2013年6月22日土曜日

芸術は何のために?

ずっと、言語、文芸、詩が性淘汰で発展した件について長々と語ってきた。

同じ理由で芸術全般も発展してきたと考えることができる。

芸術家、音楽家、舞踏家、役者、歌手、これらの男性が一般男性よりモテることは論を待たない。

絵をかけたからと言って、太古それで他の男性より獲物を上手に仕留めることができた訳ではないが、愛する女性のために装飾品になるように彫刻したり、絵をかいて送ればそれで女性の心を射止めるには十分だったであろう。

このように男性がつくる芸術は性淘汰と密接と関係を持ち進化してきたと考えられる。

言語と同じで、芸術を作る側は男性が多いが、芸術を鑑賞する能力は女性が優れているのではないか、との予測が立つ。

我々は芸術作品、工芸品をつくる人を尊敬する。

昔、スプーンを作るとき、左右対称につくることが美しいとされた。

しかし現在では、そのようなスプーンは大量生産に安価にできる。

そうなると、手作りで多少とも歪なスプーンに愛着をもつようになる。



同様に、写真が発明されると、現実を写実的に写すと言う絵画の役割は写真にその座を奪われることになる。

時を一にして、絵画の世界で、写実的な絵画ではない、印象派、キュビズム、シュールレアリズム、抽象画が勃興したのは偶然ではない。

モンドリアン


このように、我々は時代とともに美的感覚が変わることはあるが、それを作り出す人には変わらない尊敬を抱く。性淘汰は人類の芸術の原動力。

性淘汰、万歳!!


アニメも性淘汰で生まれた
空の境界、7月放送 (・∀・)ノ


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