ではどのように相手の語彙サイズを把握するのであろうか?
英国で使われているWAIS-R知能テストでは、IQ80の成人は、「fabric(生地)」、「enormouse(莫大な)」、「conceal(隠す)」という単語は知っているが、「sentence(文章)」、「consume(消費する)」、「commerce(商売)」は知らないということが知られている。
一方、IQ90の成人は、普通、「sentence(文章)」、「consume(消費する)」、「commerce(商売)」は知っているものの、「designate(明らかにする)」、「ponder(熟考する)」、「reluctant(気が進まない)」は知らない。
つまり、英国で、相手が「consume(消費する)」は知っていても「reluctant(気が進まない)」を知らなかったら、その相手のIQはほぼ80〜90と推定できる。
つまり、我々はこれを無意識のうちに自動的に行っている。
鳥はオスしかさえずらないが、人間は女性も沢山の語彙を使う。
これは、鳥の場合にはメスが相手を選ぶ選択権を握っているのに対して、人間の場合には恋人の求愛と選択が交互に行われるからだと考えられる。
しかし、それにしても「なぜ、女性の方が男性よりも言語能力に優れているのか?」というまたこの問題に返ってきてしまう。
(次回につづく)
自動で絵が動くパラパラマンガ、それがアニメ
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