それでも今から100年ほど前の1912年、オーストリア人のハンス・フォン・ヴィニウォーターがヒトの組織を観察して、男性には47本、女性には48本、染色体を発見したことを報告した。
ハンス・フォン・ヴィニウォーター
もちろん、男女とも46本、が正解。
どうして、彼が数え間違えたのかは謎のままである。
どんなゴミを見誤ったのか?
ショウジョウバエ8本に対して、ヒト46本!
ショウジョウバエに比べて、数が多い分、数えミスが起きやすかった。
実はヒトの染色体数がちゃんと数えられるようになったのは、染色体をバラバラに散らす処理方法をT. C. スーが1940年代に確立できたことによる。
ヒト染色体
46本あるか、数えてみよう(笑)
シダの約1200、って数えるの放棄したな、こりゃ(笑)
その後、40年近く、この数(男性47本、女性48本)が信じ続けられていたというから驚き!
1956年に、植物細胞学者のスウェーデンのアルバート・レヴァンが、実は46本であると報告するまでずっと。
植物細胞学者だからこそ、既成概念にとらわれずに間違いを指摘できたのだ!
既成概念にとらわれず見れば楽しいアニメ
さよなら絶望先生
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