それが蓄積して細胞の老化、病気につながる。
それを消去する解毒剤があれば、アンチエイジング剤となる。
これまでに活性酸素を消去すると唱う物質は色々と見つかってきている。
有名なものとしては、カテキン。
お茶に入っている苦味の物質。
その他に、ビタミンC、ビタミンE、カロテンなどが生体内でアンチエイジング活性を発揮して効く。
抗酸化物質と言われているものはアンチエイジング剤になりうる。
最近は水素が活性酸素の中でも特に毒性の強いヒドロキシラジカル(HO・)を消去するということがわかり、水素を溶かし込んだ「水素水」なるものが販売されている。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130627/bsc1306270701006-n1.htm
ガスのためにペットボトルでは徐々に抜けてしまう。
こういうのが騒がれるとインチキ商品が出て、全体の評価を落としてしまうのが世の常。
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2469
そもそも、水素の抗酸化性作用が報告されたのは以下の様な実験結果から。
マウスの脳への血流を止めて脳梗塞状態にしその後また血流を流す。
この時、急激に低酸素状態から通常の酸素状態に戻った細胞では大量の活性酸素が発生して脳細胞が大きく傷付き、足が動かなくなるなどの障害が残る(虚血再灌流障害)。
しかし、血液を再灌流させる際に水素濃度2%のガスを吸わせたところ、障害が大幅に軽減し、ヒドロキシルラジカルのレベルも低下していた。
ここで重要なのは、活性酸素で障害がでるような条件下で水素ガスをずっと与え続けていたということ。
水素ボンベを背負って生活できる筈もなく、体の中に入った水素のレベルがどれだけ長時間維持されるかも分からず、水素が現実的な抗酸化剤、アンチエイジング剤なのかはまだ未知数。
我々も無闇に踊らされないことが大事だ。
化物語2ndシーズン開幕
踊らされてもいいものもある
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