2013年10月2日水曜日

メスによる、男女の産み分け

もし男、男、と子供が産まれれば、次は女の子が欲しくなるのは人の常。

その逆で、女、女、女、とくれば、次は男を!となる。

状況において哺乳類がオスメスを産み分けできるであろうことは、様々なデータが教えてくれる。

人間でも104:100で男子が多く産まれてくる。

これは、医療が発達する少し前までは男の子が病気で死にやすかったことと関連していると考えられている(しかし、それが今では男子余りの原因の一つになっている泣)。

作られる精子は1:1であり、産み分けを行っているのはメスの側であることが知られている。

(1)X染色体をもつ精子は酸性に強く、Y染色体をもつ精子はアルカリ性(塩基性)に強いことから、メスが膣内のpHを操作することで精子にバイアスをかけることが可能。

(2)受精後でも、受精卵の着床を産まれてくるオスメスをコントロールする。

(3)着床後でも、積極的に流産によりオスメスをコントロールする。

といくつかの方策で男女比をコントロールできると考えられている。

これは体内受精をしている陸上動物において認められる現象である。

ではどんなメリットがあってメスは男女の産み分けをおこなうのであろうか?
(明日につづく)

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