その時のメスの判断基準は種によって様々なれど、その共通の根底にあるのがどうも「免疫力」であることが分かってきた。
いくら、筋骨隆々であって、ハンサムであっても、病気になりやすかったら、彼の遺伝子を自分の子供に受け入れることにメスは二の足を踏むであろう。
死にやすかったら、その他にどんないい遺伝子をもっていてもNGである。
特に病原菌に強い、免疫力が強い、ということは重要である。
この世の中は病原菌で満ちている。
ではオスがもつ免疫力の強さはどのように判断したらよいのであろうか。
その好例がスズメで研究された。
スズメと言っても日本によくいるスズメではなく、ヨーロッパに棲む「イエスズメ」である。
最近は、シベリア経由でイエスズメが日本にもやってきたので、そのうち日本でもメジャーになるだろう。
左イエスズメ、右スズメ(頬に黒いパッチがある)
このイエスズメのオス、胸に黒いバッジをつけている。
この黒いバッジが大きなオスほどメスにモテる。
単なる模様であるところのバッジの大きなオスを選ぶことの実質メリットは何なのか?
(つづく)
アニメを見ても実質メリットは…いやある(筈)
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