竹内久美子は『シンメトリーな男』(新潮文庫)でその話題を採上げている。
その分野の研究者であるランディ・ソーンヒル。
彼は学生時に、ガガンボモドキの交尾を研究した。
ガガンボモドキのオスはメスと交尾するために、捉えた餌をプレゼントする。
メスは喜んでプレゼントをもらい、オスに交尾を許す。
しかし、メスにとってはいい遺伝子をもったオスの遺伝子だけを受け入れたい。
いい遺伝子をもったオスというのは、とりあえずは大きな餌を捉えることのできる、体格と体力と運動性をもったオス。
ガガンボモドキの場合には、5分以下の交尾だと受精まで至らないことが多い。
つまり、小さい餌だとメスは早く食べ終わってしまって受精にはいたらない。
そう、小さい餌しかもって来られないようなオスに対しては、とりあえずプレゼントをもらう手前、交尾は許すが受精はさせない。
大きな餌を持ってきたオスに対してだけ、その精子を受け入れ受精に至る。
男はつらいよ、トホホ。
セイバーにはたくさんご飯を盛らないとw
Fate/staynight
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