現在、これを「わかい」という漢字で使うことは少ない。通常は「若」を当てる。
実は、この「若」も若い長髪の巫女がエクスタシー状態で手を挙げ神託を仰いでいる姿。
上に挙げられている手が後世になって草かんむりに変化した。
それに祝詞を入れる器「口」(サイ)が加えられた。
「若」の読みに「若し(ごとし)」があり、かくの若し、と使う。
これは「神意をそのままに伝える」ということからきた読み。
それに答えて、神が答えてくれる。
それが「諾」。
言偏の「言」は「口」(サイ)の上に大きな針を乗せて、神前で「嘘をついたらこの針で入れ墨をしてもらってもかまいません」と誓って祈る行為。
「唯々諾々」(いいだくだく)の、「唯」も「諾」も返事をするという意味だが、古代中国殷の「唯」は日本語の「はい」、「諾」は「はーい」に相当したらしい。
『礼記』には「父命じて呼ぶときに、唯して諾せず」とある。
父に呼ばれたときには、「はーい」じゃなく「はい」と短く返事をしましょうということ。
昔の父も威厳がなかったから、ルールブックをつくって権威付けをしてたようだ(笑)
パイロット全員14才、若!
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