血縁がある者同士が助け合うのは、自分の遺伝子を残すのに有利であるからだ。
ハミルトンが唱えたその説が「血縁選択説」である。
では、人間のように血縁がない者同士で社会共同体をつくるのはなぜか?
地域の集団であったり、会社であったり。
その場合にも、もちろん、個々人にメリットがあるからこそ協力するわけだ。
会社で働くのはいやだが、金をもらえるから働く。
そのように、群れをつくることにより各個体にメリットがあると、それが社会性の進化につながるという説が「群選択説」である。
アリ、ハチのように血縁がある集団では、「血縁」と「群れること」の両方のメリットにより社会性が発達したと考えてもよい。
もちろん、群れて戦うのもメリットがあるから(笑)
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