2013年11月13日水曜日

ねんきん暮らし(・∀・)ノ

昨日のつづき

細胞性粘菌。

ナウシカにも登場している。

なんかちがう

粘菌は、普段はアメーバのように一つ一つの細胞がバラバラに生活しているが、栄養が少なくなると(飢餓になると)、細胞同士が集まり始める。

そして、柄と傘にからなるキノコ的な構造体を形成する。

そして、傘の部分は胞子嚢(ほうしのう)と呼ばれ、胞子がつくられ、その後胞子を飛ばす。

胞子は栄養源飢餓時を仮死状態(植物の種と同じ)で生き延び、栄養源がまた得られるようになると発芽してまた細胞増殖を始める。

つまり、粘菌にとって、栄養源飢餓時に胞子を作らないとその厳しい時期を生き延びられないのである。



細胞の中には、柄になる細胞と、傘になる細胞が自然とできる。

ここで問題なのは、傘になる細胞はそこで胞子になって子孫(自分の遺伝子)を残せるが、柄になる細胞は子孫を残すことができない。

つまり、柄になるということは、利己的な行動を排した、真に利他的な行動なのである。

じゃ、みんな傘になりたがるんじゃね?

しかし、そうなると柄の成り手がいなくなって、遠くまで胞子を飛ばすことができなくなり結局、集団全部にとってマイナスになる。

では、この矛盾を粘菌の集団はどのように解決しているのか??
(明日につづく)

ナウシカは是非コミックを見て欲しい(^o^)/


巨神兵


こちらはラピュタ、ロボット兵、お間違えなく


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