2013年11月30日土曜日

こわい漢字(101)妖しい

このシリーズも101回。

漢字の成立ちの研究は民俗学に通じる。

「夭」(わかい)は若い巫女が踊っている姿。

今回の「妖」はそれに女偏がついたもの。



「妖艶」の「妖」はあやしい、あでやか、と読む。

「女」と「夭」であやしい、となる。

若い女の巫女はあでやかであやしく美しい、ということ。


そしてその若い巫女が死ぬと「殀」。若死にという意味になる。

歹偏(がつへん)は、残骨を表す。

例えば、「死」は歹に人を加えた形であるが、これは死者の骨に向かって人が悼んでいる姿。



その残骨「歹」に「夭」で、巫女が若くして死ぬ、つまり、若死にを意味する。


残念ながら、若い男が死んでも漢字は作ってもらえなかった(笑)

ラルさん、こんなところに登場してww
若い子向け、ガンダムビルドファイターズ

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