2014年1月13日月曜日

女性のウエスト(2)

今日も竹内久美子著『シンメトリーな男』より。

この本では、我々人類が異性のどこに対して魅力的と感じているのか、そしてそれをなぜ魅力的と感じる実質的な生物学的意義があるのかをいろいろな例を挙げて検証している。

その一つが、女性のウエストのくびれ。

以前、このブログで女性のウエストについて触れた。

http://ushitaka7.blogspot.jp/2012/05/blog-post_15.html

女性のくびれたウエストが魅力的にみえるのには生物学的意義はあるのか?
(ウエストの太い女性を魅力的と看做す部族もいるがそれに関しては明日紹介する)。

その時の結論は、女性のくびれたバストは「私は今妊娠していませんよ!」と異性にアピールしている、というものだった。

男性にとっては、もし妊娠している女性を好きになってしまったら、他人の子供を育てさせられる羽目になる。

さらには、女性ホルモンはバストを大きくしウエストを細くする作用があるため、大きいバスト、細いウエストは「私は女性ホルモンが多いのよ!」アピールになる。


今回さらに、ウエストの細い女性は女性ホルモンが多いだけに受胎率(Fertility)が高いことが明らかにされた。

そのため、ヒップに対するウエスト比(waist-to-hip ratio、WHR)は受胎率と相関がある(ヒップの大きさも女性ホルモンの影響)。

ヒップ  ウエスト  WHR
90 cm    63 cm              0. 7
90 cm          72 cm              0. 8

WHRが0. 8になると、0. 7の人に比べて受胎率が平均で30%も落ちるというから驚きだ。

つまり、ウエストがくびれている女性は、男にとって実質的にも意味があるいうことだ。

大神さくらさんのWHRは非公開
ダンガンロンパ

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