さらにそれに付け加えるような研究が行われた。
まず男性の平均顔を用意する。
(1)平均顔を何段階かに男性っぽくしたもの(眉毛と目の感覚を狭くする、頬骨を大きくする等)
(2)平均顔を何段階かに女性っぽくしたもの(男性化の逆)
をコンピューター上でつくった。
これを女性に見せて好みを聞いた。
その際、女性に月経周期のどの局面にいるかも併せて訊ねた。
それはなぜか?
それは、女性が排卵期であるか、そうでないか(非排卵期)かで男に対する好みがガラリと変化することがすでに知られていたからである。
女性は妊娠しやすい排卵期にはシンメトリーなハンサムな男性が好きだが、そうでない時期にはその好みは減じる。
それは、女性が夫以外の男に興味を持ち、その男性との間に子を為すのに役立っていると考えられている(早い話、浮気で子供をつくる)。
これは、道徳の問題ではない。
オスにとってもメスにとっても、異なる異性との間に子供を作る方が、子供に多様性をもたらすことができる(それによって自分の遺伝子がより生き残る確率が高まると予想される)。
それに真っ向反するのが、一夫一妻制なのである。
鳥でもそうだが、一夫一妻制を採用している動物には浮気がよく認められるのはそのためである。
人類もご多分に漏れない。
人類だけが不道徳なのではないのである。
もちろん、人類の場合にはそれでは夫婦関係が成り立たないので不義は厳しく取り締まられる。特に妻の不義に対しては(なぜならば妻の不義で妊娠した場合には誰の子か不明なので)。
(つづく)
2014年冬アニメも続々スタート
アニメは腐道徳ではないww
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