誰しも「イエス!」と言うだろう。
そりゃそうだ。下の図でみるようなネアンデルタール人は今はいない(似た人はいても)。
これでも女性だ
まず、ネアンデルタール人とは何者か、おさらいしよう。
ネアンデルタール人
1856年、ドイツのデュッセルドルフ郊外のネアンデル谷 (Neanderthal) 顔面や四肢の一部を除く骨が発見された。現生人類に比べて骨格は骨太で四肢は短かったものの、結構似ている。
尖った石器もつくり、火も用い、埋葬も行っていた。
埋葬された遺体とともに、ノコギリソウやヤグルマギクなど数種類の花粉が大量に発見されたことより、ネアンデルタール人には死者を悼む心があり、副葬品として花を遺体に添えて埋葬する習慣があったとの説が提唱されている。
ネアンデルタール人は25万年前にはすでにヨーロッパに住んでおり、住んでいた範囲は下の赤点で示すようにヨーロッパの幅広い地域に分布していた。
ネアンデルタール人が絶滅したのは2万数千年前。
その原因はよくわかっていないが、現生人類(当時のクロマニョン人)との戦いにより絶滅したとする説や、獲物が競合したことにより絶滅へ追いやられたとする説、気候が変動したことで食べ物がなくなり衰退したとする説、等、さまざまな説が提唱されている。
上記で「絶滅」という言葉を使ったが、やっぱり絶滅したんじゃないか、と言われそうだが、もう一つの説がある。
現生人類と混血しホモ・サピエンスに吸収されてしまった説、である。
つまり、ネアンデルタール人の血、遺伝子は現世人類に受け継がれている、という説である。
というのも、現世人類はすでに3万5000年前にはヨーロッパに進出されていたとされ、ネアンデルタール人と1万年近く共存していた。
これは是非、確かめなくてはいけませんねぇ。
ということでネアンデルタール人のDNAがブライアン・サイクスらによって調べられた。
(明日につづく)
だが男だ
シュタゲ、ルカ子
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