その理由に関しては、いくつか考えられる。
(1)ウエストが太い女性は息子をうみやすい。
どの部族でも息子は宝である(藤原氏のように政略結婚で娘を嫁に出すことで外戚として力を振るう場合には娘こそ宝だろうが)。
息子が欲しい男性は、ウエストの太い女性を選ぶと良い。
男性ホルモンが高いと女性はウエストが太くなるが、男性ホルモンが高い女性がなぜ息子を産みやすいのかの因果関係は分かっていない。
ただ、先日述べたように、ウエストが太い女性は受胎率が下がる。
受胎率を下げてまで、息子を欲しいのか?という疑問は残る。
(2)ウエストが太い女性は飢餓に強い。
人類の長い歴史は、病気と飢餓との戦いだった。
ウエストの太い、要はぽっちゃりタイプ、脂肪多めの女性はいざという飢餓時に生き抜く力が強い。
伴侶とするに、いくら体型がミロのビーナスのようにきれいでも死んでしまわれたら元も子もない。
おそらく、こちらの方が正しいのではないかと愚考する。
今でこそ日本でもウエストのくびれ、とか言っちゃあいるが、天平の頃はふくよかな女性が理想だったようだ。
ふっくらしているということは、食べるものをちゃんと食べられていて富貴であることの証だった。
高松塚古墳壁画
死んでしまったら元も子もない
ルルーシュ
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