2013年11月10日日曜日

こわい漢字(96)微、巫女を棒で打ち据える

今回も小山鉄郎『白川静さんに学ぶ 漢字は怖い』から。

最近、紹介した「而」。

これは頭頂部の髪を切り落とした人を正面からからみた形だった。



それに関連する字が「兀」(コツ、はげる)


この兀も巫祝のこと。

この「兀」が入っている字が「微」。

「兀」の上の「山」は髪飾りであり、つまり髪飾りをつけた巫祝、巫女を表している。

「攵」(ボク)は「攴」(ボク)と同じく、木の枝を手にもっている形。

「彳」は道を表している。

つまり、「微」は道で巫女を木の枝で打ち据えている形。


これは巫女を懲らしめているのではない。

戦争の際には、巫女が前線に立って、敵方に呪いを送った。「負—け—ろ——!!」的な。

その敵の巫女から送られてくる呪いは当然巫女にも浴びせかけられる。

巫女がその呪いを受け止める役目も受け持っていた。

その敵方から送られてきた呪いを棒で叩くことで、まさしく叩き出した。

布団叩きと同じ原理で(笑)

それにより、敵からの呪いを弱めた。

そのため、よわめる、衰微させる、かすかにさせるという意味になった。

叩かれる巫女はたまったものではないだろうけど…

ランサー、かわいそうにこのあとかそけくなりました。
Fate/Zero


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