2013年10月29日火曜日

働かない働きアリの存在意義は?

今回から、話題を変えて数回、長谷川英祐『働かないアリに意義がある』からとりあげる。

この著者は北大の先生で実際にアリの生態を研究していて、本書で自分の研究成果についても言及している。



この本は、決して「のらりくらりするオレのような生き方があってもいいんだ」と怠け癖のある人に対して心理的免罪符を与えるような書ではない。

しかし、マスコミはサラリーマンに姿を重ねて紹介するために、上記のタイトルだけ一人歩きして誤解してしまっている。

http://www.excite.co.jp/News/bit/E1297055278343.html

アリとヒトはそもそも社会性生物でありながら、その社会システムは異なるし、アリの社会でたとえそうであっても、それをすぐにヒト社会に当て嵌めてはいけない。

これは著者も何度も繰り返している。

何が大きく異なるかというと、アリやハチのような社会性昆虫には社長、中間管理職、部下、という階層的管理システムがなく、それでも非常に効率よく仕事がこなされているところ。

その仕組みを解説したのが本書なのだ。

ただ、アリの社会から学べることはある。

明日から詳しく紹介していく。

まどマギ新編
アニメの存在価値… もちろんアリマス!(・∀・)ノ

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