2013年6月4日火曜日

誠実なパートナーシップを築くため

ヒトは一夫一妻制を旨とする。

我々が完全ではないにせよ、性的に忠実にいられるのは、我々の祖先が、忠実でない人間とは別れ、忠実な人間と一緒にいることを好んだ結果である。

さらに、パートナーの性的不誠実に対して2つの防衛策を用意している。

① 情熱的な大恋愛

② 親しさに満ちた、尊敬に基づく相互関係

①に関しては、一人の相手に向かって全ての求愛努力を強力に向けさせる。

しかし、この状態は残念ながら2年以上続くことはない。

どんな恋人でも付き合い始めてからの熱い気持ちを持続させることはできない。

マリリン・モンローの『七年目の浮気』という映画があるが、実際には3年目に浮気が多くなるという説がある。

しかし、次に②が浮気を食い止めるための抑止力になる。

加えて、浮気発覚によるペナルティーが浮気を思いとどまらせているという側面もある。

もし浮気をしてそれが発覚して離婚に至れば、それまでの苦労、投資が水泡に帰すだけでなく、次の結婚にもマイナスになる(最近はバツイチは当たり前としても、浮気が原因でバツイチになったヒトを好き好んで結婚相手に選ぶ者はいない)。

結局は、打算的に(意識的か無意識的かは問わず)なれば、浮気はしにくい。

しかしこの抑止力がそれほど完全ではないので、毎日どこかで芸能人の浮気、離婚、というニュースが日常茶飯事化しているのである。

芸能人やアニメに行くのは「性的ファンタジー」というらしいが(笑)、これは一種の安全装置として機能している。

重婚罪がない世界w






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