2013年6月10日月曜日

女子のうわさ話は毛づくろい (・∀・)ノ

これまでは、なぜ言語が発達したかを、男の視点から進化学的に検証した。

しかし繰返しになるが、もしそうだとしても現在、女子の方が相対的によく喋るし言語能力も高そうだ(多分、絶対、笑)。

女子の方がなぜ言語能力が高いかを説明できる仮説はないのか!?

まず男性と女性における会話の内訳を調べた研究結果を見てもらいたい。

    社会における自分の話
男性  65%
女性  42%

このように、男性の方が自分の話題(つまり自慢話)が多い。

それに加えて、文化、政治、学術的な話題が多い。

それも女性がその場にいる時にこれらの傾向が助長される。

これは、男性が社会的地位を誇示するために言語が発達したとする仮説にあう。

このように、男性においての言語活動は自己宣伝が大きなパーセンテージを占める。

ただし、自慢話が多い男は嫌われるのも確かだから、ほどほどに(笑)
(さりげなく自慢を会話にちりばめる人、先生の中にもいます。全然、さりげなくありませんから、笑)


一方、女性の会話は特徴は話者同士の共感を高めるために用いられることが多い。

女性が共感を大事にすることはよく知られている。

会話はそのためのツールになっているというのが「うわさ話=毛づくろい」説である。

毛づくろいとは、猿が互いの蚤を取り合う、あの行為である。

毛づくろいは、それを介して親密さを確認する行為である。

女性はうわさ話を含めた会話で、相互の親密さを確認しているというのである。



そう考えると、うわさ話はあんなにも多くの共感の誇示に満ちているのが分かる。

つまり、うわさ話は男性にとっては「性淘汰」に重要だが、女性にとっては「社会淘汰」に重要であることがわかる。

女性が男性に比べてなぜ共感を相互に確認したがるのかは自明ではない。

貞本エヴァプロジェクト完
売切店続出で、来月発売の8月号にも最終話が採録されるという、噂




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