2013年12月1日日曜日

こわい漢字(102)咲く

武井咲、たけいえみ。



なぜ、「咲」を「えみ」と読むのだろう。

「咲」は「笑」と同様に、巫女がわらいながら舞い踊る姿から「わらう」と訓読みする。



そのため、「咲」が笑(え)む、となる。

中国から漢字がわたってきたとき、それをすでにあった日本語の意味に一つ一つ当て嵌めていった。

その時、間違えて使われてしまった漢字もある。

うろ覚えで恐縮だが、「咲」もそう。

花咲、という漢詩の一節を花がさく、という意味にとった。

本来は花が笑む(ように咲く)、というものだったが、日本人はそれを、「わらう」とは思わずに「さく」の意味に素直にとったのだ。

そのために、さく、という間違えた訓読みが生じたという。

たけいさき、でもいいけどね。

3話をみて勘違いだったことに気づくまどマギ

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