2013年12月14日土曜日

ツバメの尾羽のシンメトリー

ツバメの尾羽はオスの方が長く、尾羽の長いオスの方がよくモテる。



ハンディキャップ理論から推論するに、オスの尾羽の長さはオスの健康や身体能力を代弁していると考えられる。

実際にそれが検証された。

ダニを巣にこっそりと忍ばさせる、もしくは巣を殺虫剤処理してダニ退治した。

その結果、ダニにやられたオスの尾羽は短くなり、ダニの害が少なくなったオスの尾羽は長くなった。

つまり、オスの尾羽はオスの健康度を的確に反映しているということが実験的に確認された。

さらに、その際に、左右の尾羽のシンメトリー度も測定された結果、

ダニにやられたオスのシンメトリー度は低くなり、ダニの害が少なくなったオスのシンメトリー度は高くなった。

つまり、オスの尾羽のシンメトリー度もオスの健康状態を反映していることが明らかになった。

そして、面白いことに、尾羽のシンメトリー度の高いオスほどよくモテる。

つまり、メスは尾羽のシンメトリー度をみて、的確にオスの健康状態を判断して、オスを選んでいることが示唆されたわけだ。

アニメは最初の2,3話では的確に判断できないことが多い
境界の彼方、微妙ww

0 件のコメント:

コメントを投稿