2012年5月17日木曜日

平たい顔族

ロマエの「平たい顔族」ネタから、

最後の氷河期が終わり海面が上昇して、日本列島が大陸から孤立した約1万2000年前にはすでに日本列島には人が住んでいた。それが縄文人であり、彼らは狩猟、木の実の採取を行い糧としていた。


縄文人は彫りが深い顔立ち、しっかりとした目鼻立ち、二重、体毛や髭が濃い。アイヌの人達を想起して欲しい(沖縄とアイヌの人達の関連はまだ論争があるようである)。


その後、大陸から北九州から近畿地方にかけて大陸から移り住んできた民族がいて、それが弥生人と呼ばれ、稲作農耕文化を伝えた。そのため、遺伝学的にみても近畿は弥生人度が高い。

http://native.way-nifty.com/native_heart/2008/08/post_85e3.html
(このデータに関西が含まれていないのが不思議)

弥生人は寒い寒冷期に大陸で進化し、体毛が少なく髭は少ない(雪とかがついて凍らないためと言われているが)、顔の凹凸は少なく目は細い。特徴的な「平たい顔族」はこの人達だ(ローマ人からみたら縄文顔も五十歩百歩で平たかろうが、笑)



みなさんはどっちに近いだろう?

その後、2つの民族の混じり合って日本人ができた。
(弥生人であろう渡来系の天皇家は先住民を征服して王になった)

民族が違うと当然様々な遺伝型も変わってくる。

お酒の飲めない遺伝子(アセトアルデヒド脱水素酵素遺伝子)の変異を弥生人が持ち込んだとされる。そのため、お酒に弱い人は関西を中心に多い。逆に東北、北海道、九州の人(縄文人の末裔)はお酒に強い。


http://homepage1.nifty.com/koutarou/insyuidenshi.html


残念ながら、縄文人と弥生人の遺伝子の違いによる気質の違いに関しては調べられていないようだ。

縄文人はのんびり屋、弥生人はせっかち、とかなら、大阪人のあのバイタリティーに妙に合点がいくのだが(笑)


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