しかし、ヒトが複雑な言語を喋れるようになったのは現人類(ホモ・サピエンス)になってからのこと。ネアンデルタール人もあまり言語は得意ではなかったとされる。
人類が複雑な言葉をしゃべれるようになるずっと前に喉頭は下降していたと考えられてきている。
つまり、この通説は正しくないということだ。
たまたま喉頭が下にあったためにそれを活用して複雑な音を使うことができるようになったということだ。
喉頭が下にあるヒトで重要な特徴は口から息を吸うことができること。
では口から息を吸う、その最大のメリットは?
それは一時に沢山の空気を素早く取り込めること。
時折水面に出て息継ぎをしながら潜水する動物にとってこれはとても大きなメリットである。
水泳の時、口で息をしないで泳いでみれば口で息することの重要性は分かろう。
Q、息をもつかさぬ展開
哺乳類の中でセイウチも下降した喉頭をもち口呼吸する。
鳥類でも、陸棲のものは鼻呼吸するのに対して、水にもぐる鳥は口呼吸する。
これらの事実も、口呼吸が水棲生活への適応として発達したことを裏付ける。
ヒトは口で息をするために喉頭が下がり、その副産物として喋れるようになったということか!!
恐らく人魚も口呼吸
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