しかし、それならばなぜ子供を産むことがなくなった閉経後の女性で中年太りが進むのであろうか?
実は脂肪組織には断熱と浮力以外にも、女性ホルモン(エストロゲン)をつくり出すという働きがある。
脂肪組織は男性ホルモンを女性ホルモンに変換している。
女性ホルモンは主に卵巣でつくられるが、脂肪組織でもつくられる。
そのため、脂肪が多い女性の方が女性ホルモンが多い。
更年期になると卵巣で女性ホルモンが合成されなくなる。
しかし、中年になるときに脂肪細胞がふえてくれるおかげで、脂肪細胞由来の女性ホルモンが増えて、全体としての女性ホルモンの減少は緩やかなものになる。
それにより、老年期へとソフトランディングできる。
意味があるからこそ中年で脂肪は増加する、というわけだ。
一方、脂肪細胞が女性ホルモンを作るため、拒食症の女性は女性ホルモンが少なくなり、肌や骨が70才の女性なみになることもある。
じゃ、男性の中年太りは? って突っ込みたくなるよね、やっぱ (^ ^)
自業自得! 太った彼の末路は。。
BTOOOM!、今期イチオシ
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