急に人に抱かれて怯えているアヒルならなおさらである。
しかし、そのアヒルの頭部を水中に沈めると途端に心拍数は減少する。
この現象を「潜水反射」と呼ぶ。
同様な現象は水中に潜る哺乳類であるビーバーでも起こる。
潜水反射は顔に水がかかるだけでも引き起こされる。
潜水反射には、心拍数の低下の他に特定部位への血管の収縮(これによる血流の減少)もある。これにより、限られた酸素を脳のようなどうしても必要な組織に優先的に回すことができる。
実は、潜水反射は全ての哺乳類で見られる現象である。
全ての陸上の種においても水に落ちた際に溺れる危険性があり、潜水反射はそれを軽減するのに役立つ。
しかし、その潜水反射の程度が問題である。
ヒト(訓練を受けた)の潜水反射はビーバーやカワウソなど半水棲の哺乳類と同程度の強さであることが示されている。
これもヒト進化のアクア説を強く支持する状況証拠の1つ。
心臓を止めたい時はスタープラチナがお手伝いします!(笑)
ジョジョ
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