2014年2月16日日曜日

こわい漢字(124)勤労に感謝!

昨日の「努」(つとめる)に関連する漢字、「勤」(つとめる)。

以前、「菫」のくくりですでに紹介した。

おさらい。

「菫」は、頭を剃った巫人が雨乞いに失敗して飢饉になった場合に、火あぶりになっている姿。

それに「力」(鋤)を合わせた「勤」は、飢饉にならないように農耕に勤しむ姿だ。


テストで赤点を取ったら火あぶりになるとなったら、みんな勉強に勤しめるのに(笑)

勤労の「労」(正字は「勞」)も「力」が使われている。

「勞」の「力」の上のかんむりは「火」が2つに「冖」。

この字は松明(たいまつ)を組み合わせた篝火(かがりび)の形で、聖火。


聖火で鋤(力)を祓い清める儀式を「勞」と言った。





神が「いたわる(労る)、ねぎらう(労う)」というのが原義であるが、「つとめる、はたらく」の意味となり、後に「つかれる、くるしむ」の意味にもなった。

勤労には感謝しましょう!

ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル
今期アニメ
クリエイターの勤労に感謝 (*´∇`*)

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