ここで題名にもなっている「七人」は現在のヨーロッパ人のルーツになった母系の7系統のことである。
本書では後半、この7人についての物語を語っている。
自分がヨーロッパ人じゃないのでその辺は流し読みした (^ ^;
全世界のミトコンドリアDNAの系統は33もある。
現生人類は15万年前にアフリカで誕生して、その後5万年間は人類はそのままアフリカに留まっていた。
33系統のうち13はアフリカ人にしか見られない理由は、長いことアフリカに留まっていたことが原因だ。
10万年前に13のうちのたった1つの系統が中近東へ出た。
しかしそこで5万年間、人類は足踏みをしていた。
その当時、氷河期で人類が北進しにくかったかったからと考えられている。
その後、全世界に子孫が散らばった。
その全人類の母となった祖先を「ミトコンドリア・イヴ」と読んでいる。
本書出版後、新たに日本人に見られる新しい系統も見つかって、33系統より数は増えている。
次にサイクスはY染色体にまつわる『アダムの呪い』を出版した。
明日からそれを見て行く。
また3年間足踏みしているハルヒシリーズ
続刊、望む
0 件のコメント:
コメントを投稿