2014年2月3日月曜日

狩猟民族から農耕民族へ

今日もブライアン・サイクス『イヴの七人の娘たち』より。

人類が初めて植物を栽培し、野生動物を家畜化したのは約1万1千年前の中近東、チグリス、ユーフラテス川の肥沃の三日月地帯と呼ばれる地域だ。メソポタミア文明として習った。


一人の人間が狩猟で生きて行くには狩り場として10キロ四方が必要であるとされる。

しかし、農業を始めたことで同じ面積で50倍の人口が養えることになり、人口が飛躍的に増加しただけでなく、獣を追いかけて移動する必要がなくなったために、定住することになり町が形成されるようになった。

さらに、農業の生産性があがると人手が相対的に下がると、農業以外の専門職業が生まれた。

その後ほどなくして、農業はヨーロッパに伝わるやいなや、狩猟民族はヨーロッパから姿を消した。

かつてクロマニョン人がネアンデルタール人にとって変わったように、ヨーロッパで狩猟民族は農耕民族に駆逐されたのであろうか?

それとも文化として農業が他民族に伝わっただけだったのであろうか?

それを検証するために、またDNA解析の出番となった!
(明日につづく)

現在の日本には、ガンダムの民とエヴァの民が混在しているww

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