前に述べたように、「遣」は二枚の肉を両手で捧げ持つ形に「辶」を加えて、肉を両手で捧げ持ち進軍する形を表している。
譴責(けんせき、責任を咎めること)、の「譴」も、敵に鉄鎚(この「鎚」にも二枚の肉が含まれる)を下すべく軍隊を派遣するところから生まれた。
前に述べたように「追」も二枚の肉をもって、敵を追いかける形であり、古代中国殷では「追」は軍隊を追撃する時にのみ使った。
お魚くわえたドラネコ追いかけて、というのはお馴染みのフレーズであるが、追いかける方が肉を捧げて追いかけるのが、ミソ(笑)
獣を追う時には別の「遂」を使うというように使い分けられていたが、そのうち、全てが「追」になった。
頭に鉄鎚を加えたいところだが、背が高過ぎるだろ!
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