まずもって、ヒトの赤ちゃんはそれよりも早く生まれてくる早産でも、もうほとんど支障ないくらい体の構造は出来上がっている。
妊娠期間の約2/3で体の重要な部分は完成している。
では、その後の1/3の期間に胎児は何をしているかというと、ひたすら脂肪を蓄えている。
以前のブログで紹介したが、人間の赤ちゃん程、脂肪を蓄えて生まれてくるサルはいない。
あかちゃんがぷくぷくなのはそのせい。
(その合目性に関しては以前のブログを参照)
http://ushitaka7.blogspot.jp/2012/12/blog-post_18.html
でも赤ちゃんとしても、いつまでもお腹の中にいるわけにはいかない。
大きくなった赤ちゃんはますます多くの栄養をお母さんに要求する。
それにお母さんは応えられなくなる。
その時が、出産適齢期と考えられている。
それを過ぎると、要求にお母さんが応えられなくなる訳だから、赤ちゃんは自分が蓄えた脂肪を逆に使って凌がなくてはならないため、出産予定日を超えて生まれてくる赤ちゃんは、却って脂肪の蓄えが少なくなる。
これを理解すると、なぜお母さんの栄養が足りていなかったり、双子や三つ子の出産時には妊娠期間が短くなるかを理解できる。
とにかく、赤ちゃんは「飯、よこせー!」と迫り、それが満たされなくなると「こんなところにいつまでもいられっか!」と言って腹を蹴破って出てくるのである(笑)
ペルソナ4、巽完二
見かけほど悪じゃないw
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