2012年10月8日月曜日

親殺し(1)兄弟喧嘩はいけません!

先々週の、殺人に見る行動進化学の話し、の続き。

以前、親による子殺しを見た。

今週は親殺しの話しから(物騒な話しで申し訳ない)。

2人の姉妹がいるとする。

(Fate/Zeroより、凛ちゃん、桜ちゃん)

ケーキを2つ用意して説明する。



姉の凛ちゃんがケーキを1つ食べると生存価が4つ上がるとする。

同様に、妹の桜ちゃんがケーキ1つ食べても生存価が4つ上がる。

しかし、姉が2つ目を食べても生存価は3にしかならないとする。
実際に飢えて死にそうになっている場合にそういうことはあるだろう。

親からしたら、ケーキを我が子2人に分ければ、

姉 生存価4 × 血縁度0.5 = 2
妹 生存価4 × 血縁度0.5 = 2

相和で生存価4となる。

しかしケーキを姉1人だけに分けてしまうと、


姉 生存価7 × 血縁度0.5 = 3.5
妹 生存価0 × 血縁度0.5 = 0

相和で生存価3.5にしかならない。

つまり、親は姉妹に平等に与えようとするだろう。

(遠坂家族)



一方、子供(姉)からしてみれば兄弟仲良く分けた場合には、

姉 生存価4
妹 生存価4 × 血縁度0.5 = 2

相和で生存価6となる。

自分が2個食べた場合には、

姉 生存価7
妹 生存価0 × 血縁度0.5 = 0

こちらは相和で生存価7となり、こちらの方が良い。

つまり、姉妹は親から与えられる資産をめぐってより自分が多くとろうとする。

(凛「これが最後の助言だから、キチンと聞きなさい」)
って怖い。。


この違いが、親子の対立に繋がる。

姉妹が喧嘩していると親はそれを止めて、仲良くしなさいというだろう。

それを鬱陶しいと感じて子供は反抗する。
しかし子供が小さい時には、親子の対立を制するのは力のある親である。

その間は子供は下手に逆らうより親に仕方なく従う。

しかし、子供が大きく育ってきたら‥‥‥

(次号に続く)



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