2012年11月16日金曜日

エイズとペストとふっくら体型とプレゼント

西洋人の中にはエイズウイルスに感染しても発症しない人がいる。

2種の異なる病原菌がたまたま同じ機構で細胞に感染する場合には、そのうちどちらかの病原菌にかかりにくい家系の人は、もう一つの方の病原菌にもかからないことになる。


実は、エイズウイルスもペスト菌もマクロファージと呼ばれる白血球の細胞表面にあるケモカイン受容体と呼ばれるタンパク質を足場に細胞に侵入する。

ヨーロッパを何度も襲ったペストの嵐を生きのびた人の中には、このケモカイン受容体が変異してペストがマクロファージに侵入されなかった人がいた。

その人の子孫は、エイズウイルスにも感染しないという理屈だ。

大昔の先祖に吹き荒れた嵐の記憶が遺伝子にも刻まれており、子孫の病気の発症に大きく影響を及ぼすいい例だ。


この例がどちらの病気にも対抗できるよい遺伝子だとすると、肥満の遺伝子はちょっと話しが異なる。

飽食の時代と言われる現代こそ肥満しやすい遺伝子は悪者扱いされるが、食糧が豊富でなかった長い人類の歴史の中で(お猿だった時代も含めて)、食べた養分をあまり浪費せずに皮下脂肪に溜め込むという遺伝子をもっていた人は生存に極めて有利だったはずだ。

肥満の原因遺伝子はすでに見つかっているが、その遺伝子は先祖が子孫に残してくれたかけがえのないプレゼントである。


(Evaは数年に1度のビッグプレゼント笑)
とうとうEVA03も明日です

自分はやせ体型なので、今、急に飢餓の時代になったらひとたまりもない。
どうしてこんなやせ体型の遺伝子が残っているのか大いに疑問だ(´・ω・`)

そう遠くない将来、人口爆発による食糧問題で世界は大変なことになると思っている。

再び、ふくよか遺伝子(肥満遺伝子、っていうネーミングもなんだかなぁ)がこの世の春を謳歌する日がきっとまたくる!


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