2012年11月18日日曜日

綾波とクローンとiPS細胞と生命

Qが絶賛公開中であるが、綾波レイについて今回は採上げる。
(Qのネタバレは含まないのでご安心を)

日本で一番有名なクローン人間は綾波レイ(世界でも早くそうなるといい笑)。



クローン技術そのものはすでに家畜では応用されていて、倫理的な問題から人間では応用されていないがやろうと思えば(どこかの富豪が)実現可能な技術である。

まだ公式には確認されていないがすでにこの世の中にクローン人間がいても全くおかしくない。先進各国ではクローン人間をつくること、それに繋がる研究を禁じている。

ヱヴァでは綾波がクローン人間であることが示され、クローン人間がどのようにゲンドウに扱われたかを通して、クローン人間には人格がないことが描かれていた。

もしクローン人間が法律を無視して作られたとしたら、やはり制作者のなんらかの悪意を含んでいる。オリジナルをクローン人間のために使うという発想はオリジナルの人間にはないから。

さらに、ノーベル賞をとって期待がさらに高まっているiPS細胞ではあるが、最近、iPS細胞から精子と卵子が作られ、それを用いて子供が生まれることがマウスで報告された。

不妊に悩む人への福音と期待されているが、自分の皮膚の細胞からiPS細胞ができるから、つまり、自分の皮膚の細胞から赤ちゃんが生まれる様なもの。

この不妊治療法の不自然さに嫌悪感を感じてしまう人も多かろう。

科学が不自然なことを行うから、生命とはなんぞ?というやっかいな問をまた一つ人間は背負い込むことになった。

命!



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