女性のバストがこれほど大きいのは、近縁種を見回してもヒトだけ。
ホルスタインとか、ヤギとか乳を搾るために飼われている哺乳類はともかく、ヒトの女性の胸の異常な大きさは謎とされてきた。
(ゆきちゃん)
性淘汰の理論では、豊かなバストは沢山のお乳を出す事を想像させる看板であり、男性からしたらよき母になることを期待させるような効果があったのではないか、と考えられている。
そんなことを言えば、他の哺乳類全てが巨乳にならなければならない(笑)
そうなっていないのは、ヒトに特別な事情があったことを意味する。
その特別な事情というのを二足歩行に求める向きもある。
人は二足歩行するようになって対面で向かい合うことになったため、性的なシグナルを体の前面に配置する必要があったのではないかというもの。
仮にもしそうであったとしても、実は胸の脂肪と乳の出る量とは相関はない。
つまり、看板にはなり得ない。
ネズミからライオンに至るまで、一時に何匹も子供を育てる動物のおっぱいは小さい。
おっぱいに蓄えていた養分を乳に変えているのではなくて、餌を沢山食べてそれが血流に乗って乳腺に渡され乳になっている。
人間の場合もおっぱいの脂肪を乳に変えて赤ちゃんに与えていたら、乳房はみるみるしぼんでしまう。
ではどのような理由で女性の胸は大きくなったのであろうか?
(以下次号)
今期は期待をしぼませないアニメが多し
0 件のコメント:
コメントを投稿