爬虫類の口は食べるための専用である。
爬虫類は肺への空気の入口は鼻のみであり、胃袋への食べ物の入口は口のみである。
気道と食道は交わっていない。
そのため、爬虫類では口から呼吸できない。
その代わり、食べ物や飲み物が肺に入って噎せることは絶対にない。
一方、哺乳類ではこの二つの気道と食道は緩やかに連結している。
これは声を出すには便利である。
空気を口から吐き出し鳴くことができる(爬虫類はそのため鳴けない)。
犬は鼻から息を吸って(その時に臭いを嗅ぐことができる)、口から吐くことができる。
喘ぐ時にも口からは息を吐くだけ。
口からは吸えない。
鼻の詰まった猫が苦しそうなのはそのため。
哺乳類に限らず陸上の脊椎動物は鼻から息を吸うように進化してきた。
鼻から空気を取り込めば、鼻腔内に生えている鼻毛がフィルターの役目をするため、大気中の細かい塵は肺まで到達しない。
また空気は温められ湿り気を与えられ、粘液中の成分によってある程度殺菌されて肺に届く。
ところが人間の場合、運動したりしゃべることでどうしてもある程度は口呼吸してしまう。
口から空気を取り込むと、この機構が働かないため肺に負担がかかる。
その結果、喉や肺の感染症を引き起こしやすい。
風邪で喉をやられやすくもなる。
マスクは大事だが、このキャスターのアイマスクは、、笑
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